(今日のコトバ)
限界は1m先にもあるし、
宇宙の果てにもないかもしれない。
目に見えないが、人間のどこかに宿っているものだけが、
先進の、先端の社会を変えていくことができる。
その中でも「限界」という人間の尺度は、
自分自身で自由に決めることができる。
すぐにあきらめてしまえば、
限界は自分の場所にあるといっていい。
ただ、あきらめずにとことん追求していくのなら、
一生かけても限界はおとずれないかもしれない。
あらゆるものがネット化、デジタル化され、
ボタンひとつで何でも解決できる世の中になって、
もしかするとこの「限界」への挑戦だけが、
人間の本能の砦といっても過言ではない。
言い方を変えると、なにもかもがワンタッチでできて、
簡単にあきらめることができる動物になった人間。
自らが「限界」を超えようとするテーマをもたない限り、
動物としての本能が自然に退化していってしまう。
だから、厳しくても、余裕でもいい。
「限界」を超えなければいけないテーマを見つけて生きよう。
それが、人間が人間らしく生きるための方法なのだから。