(今日のコトバ)
骨折しても骨が強くなるように、
心だって折れた後に強くなるんだ。
最近、いちばん感じるのが日本人のタフさが欠けたこと。
メンタルが病んでつぶれていく人が多すぎる。
どこに原因があるのだろう?と考えると、
突き当たるのが「怒られた経験のなさ」だ。
殴られたことがない等はあたりまえで、
怒られた記憶さえ曖昧な人がいる。
子供の頃、親だけでなく、先輩、友達、先生から、
殴られたり、怒られたり、さんざんすることによって、
ある意味鍛えられた。
防御の方法、空気の読み方、騙しのテクニック、、、。
痛い目にあいたくないという一新で、
無い知恵を絞って逃げ方も考えた。
その経験が歳をとってくると生きてくる。
コンプライアンス、パワハラ等と会社では、
新人も守られるが、一歩営業に出てクライアントに行けば、
お詫びをすること等、日常茶飯事。
いちいち落ち込んでいられない場合がある。
その時、怒られた経験があると対処の方法がわかる。
だが、免疫がないとどうしていいかわからない。
辛さを抱え込んで、メンタルを痛めつける結果になる。
だから、若いうちに怒られる経験は数多く積んだ方がいい。
怒られることが心の健康優良児をつくる。
痛い目にあってもつぶれないタフさもつことは、
頭がいいより、足が速いより、凄い才能なのだ。
怒られることに強くなれ、人生はもっと楽になる。
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