(今日のコトバ)
自分は、一生、自分の相棒です。
生きていると、自分が好きになったり、
自分が嫌いになったり、自分に対していろいろな感情が湧く。
人生が上手くいっている場合はいいが、
上手くいかなくなると自分に不信感を持つこともある。
ただ、自分は、自分以外に変われない。
自己愛だけでモノゴトを判断する人も気持ちのいいものではないが、
自分をちゃんと評価してあげない人もいかがなものかと思う。
性格を自分から嫌ってしまう人もいるが、
これは矯正点が明快で自分で治す意志があれば、
手のほどこしようもある。
しかし、捨て鉢になったり、責任を放棄した結果、
他人から嫌われ、揚げ句の果てに
自分でも自分が嫌いになってしまうことがある。
これは矯正が難しい。自分では悪いと思っていない。
なぜ、みんながわかってくれないのかと、
他人を責め、まわりまわって自分を嫌う。
すべてが自分の責任感から始まっているのだが、
そこに気づかない。
その時、自分について冷静になれるかがポイントだ。
まわりの人が、いつも同じように嫌うのなら、
自分の欠点があると自戒する。他人だけを責めるのではなく、
自分の非も認めてみる。
常に、「他人も、自分も、の眼」を持って生きる。
その繰り返しを続ければ、
他人も自分を愛してくれるし、
自分も自分を愛せるはずだ。
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