(今日のコトバ)
プライドは口で動かすものではない。
ガマンの中で堂々と座っているものだ。
必要以上にプライドが高いと思われたり、
必要以上にプライドを口にする人にとって、
プライドとは何だろう。
それは、ただの見栄ではないだろうか。
ほんとうにプライド、つまり誇りがある人は、
いちいち説明を必要としない。
プライドがあるように見せたい人が、
わざとプライドをチラつかせる気がする。
もっといえば、プライドとは、
自分で持つもではあっても説明するものではない。
他人から尊敬の念も含めて、
プライドを理解させるべきものなのだ。
だから、すぐにプライドを口にする人の見栄を度合いを
考えてみよう。
プライドを口にしている時の自分を想像してみよう。
プライドある行いをしているか。
プライドある状況か。
むしろ自信のない時に連呼していないか。
言葉にしなければ証明できないものはある。
だが、プライドという言葉を発している時、
人は自信がないことを裏付けている。
そう考えた方がいいのだ。
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