(今日のコトバ)
腕力で集めた兵士は、
美しい歌が聞こえる方へ逃げていく。
権力者が力ずくで人をコントロールする。
その力を怖がっているうちは、
イエスマンのようにふるまう。
だが、いったん力を失ってしまうと、
まったく人をコントロールできなくなる。
人の意思は、力の下になっても消えたりはしない。
そして、その力が失われると、自分の意思のままに動いていく。
そう考えると、力ずくで人をコントロールすることは、
悲しいこと、寂しいこと、つまらないことになる。
納得するリーダーシップの下、
人の意思がその力に集まってくるなら、
権力者が変わっても目標は変わらない。
前進することを忘れずいられる。
反対に、札束で人を引っ張る。腕力で人を引っ張る。
肩書きで人を引っ張る、、、、、、、。
自分の意思が介在しないで引っ張られと、
力を失った瞬間、目的へは前進しなくなる。
時に、権力も必要だろう。
だが、人の意思を無視して、
力ずくで進めていく行動は悲しい結末が待っている。
何事も成就を目指すなら、
人の意思を理解し、納得させて進む必要があるのだ。
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