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生み出す力のある社会へ

(今日のコトバ)

 

実力を政治力に葬られてはならない。

 

 

根まわしという言葉がある。

社会に出るとよくわかる、

この力を持った人間が

どれだけ大きいポジションを持つか。

能力とか、実力とかの個人の力ではなく、

いろいろな人間を味方につけたり、

巻き込んだり、動かしたり、止めたり。

これはこれで大変な作業で、

自分で何か企画したりする時間がなくなっしまうはずだ。

そして、日本ではこの根まわしに

特出した能力を持つ人間が高いポジションにつく

ことが見受けられる。

「あいつ能力ないのにな」

「根まわしだけ上手いからな」

「政治使うんだよ、あいつ」等々

それも仕事のひとつかもしれない。

ただ、この根まわしや政治だけを仕事としている人が

社会の中心になったらどうだろう。

社会は強くなるだろうか。

社会は面白くなるだろうか。

社会は発想力を持つだろうか。

答えはノーだ。

もちろん、様々な能力ある人を

管理する人間も必要だ。

だが、何かを生み出す人間がいてこそ、

その社会、その組織が力を持つ。

まず生み出す力、そして、生み出したものを

社会で還元すること。

その力なくして、根まわしも、政治もない。

時代がパソコンで管理されて、

個人差がなくなったこともあるかもしれない。

教育が個性を活かす方向に

向かっていないのかもしれない。

しかし、それでも、生み出す力がなければ、

明るい未来はつくれない。

人間は生み出す力を持って生まれてきたのだ。

その力を最大限に発揮する社会こそ、

素晴らしい社会なのだ。

そうあることを証明する人が、

もっともっと増えて欲しい。

そして、世の中を動かして欲しい。

そう思うのだ。

 

 

 

 

 

 

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