(今日のコトバ)
助け船を出すなら、泥船であってはならない。
まず、自分がしっかりしていること。
誰かに手を差し伸べるなら、
自分のことができていて、
しかも、余裕があることが大切だ。
時々見かけるのは、
自分自身が人を助ける余力もないのに、
他人に力を貸そうとすること。
気持ちだけならわかるし、
いいことをしているようにも思える。
ただ、自分がしっかりもしていないで、
誰かに力を貸したら、
最悪の場合、二人ともどん底へ落ちてしまう。
泥船では助け船にはならない。
助けてあげるなら、
自分はまずしっかりする。
体力的にも、精神的にも、金銭的にも。
そこがなければ、
必ずどこかで助け船は沈没する。
人は、支えあって生きている。
誰かが困っている時、
手を差し伸べることは素晴らしいことだ。
だが、自分がしっかり生きていけないのに、
手を差し伸べることは、
最悪の事態を招くことがある。
そのことを忘れてはいけない。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。