(今日のコトバ)
言葉は誰がいうかで、
大きな力を持つ。
言葉は誰がいうかで、
大きく力を失う。
言霊という言葉がある。
言葉に宿る力というか、
言葉には霊が、
言葉には不思議な力があるということ。
ただ、正確にいうと、
言葉は誰がいったか、
どこから発せられたかで、
霊も、力も変わるもの。
例えば、「愛している」といわれても、
自分が好きでもなんでもない人に
いわれたら、なんとも思わない。
反対に、
自分が好きな人からいわれたら、
こんなに素敵な気持ちに
してくれるものもない。
「バカヤロー」といわれても、
コミュニケーションがとれている人なら、
あいさつ程度にしか感じないが、
まったく知らない人、
あるいは上司にいわれたら、
こんなに怖い言葉もない。
つまり、言葉は誰がいうかで
まったく違う力を持つ。
もちろん、自分も、
誰に、どう伝えるかで、
まったく違った力を持つ。
だからこそ、
言葉は大切に使いたい。
そう思うのだ。