(今日のコトバ)
やさしさには、
「強いから守ってくれるやさしさ」と、
「弱いから装うだけのやさしさ」がある。
やさしさ。
一言でいっても、
いろいろなやさしさがある。
十人いれば十人分の
やさしさがあるのかもしれない。
ただ、大きく分けると
二つのやさしさがあると思う。
一つは、
「強いから守ってくれるやさしさ」
文字通り、本人に強さや力があって、
守ってくれるやさしさ。
もう一つは、
「弱いから装うだけのやさしさ」
弱いから、あるいは適当に、
やさしさを伝えてくる。
本気でもなんでもなく、
とりあえず、
もめないためのやさしさ。
やさしさは難しい。
本気でないから、
やさしさではないともいえない。
ただ、できれば、やさしさは、
どこかで守ってくれる力を
持っていてほしい。
やさしくされたから、
癒されたり、
力がわいてくることがあってほしい。
人間は傷つきやすい生きもの。
やさしさで、再び、
イキイキと生きたい生きものなのだ。