(今日のコトバ)
四捨五入というけれど、
五に権力を集中させてはいけない。
力は、必要だ。
力がないと解決しないことが
たくさんある。
ただ、力が一点に集中してしまうと、
力のバランスが傾いてしまう。
権力という力に傾いてしまう。
権力は、一時、推進力を増して、
よく見えることがある。
だが、その裏で腐敗も進んでしまう。
権力を持った人だけがワルいわけではない。
権力のまわりにいる人々が、
忖度などで権力の側を
裸の王様にしてしまう。
そこから、ワルい循環になってしまう。
誰のまわりでも一度は、
見受けられる光景だ。
だからこそ、
力を一点だけに集中させてはいけない。
もののすべてには役目がある。
人には人の、自分には自分の役目がある。
一にも、二にも役目がある。
七にも、八にも役目がある。
すべてに意味があり役目がある。
その役目をまっとうできる環境をつくる。
素晴らしい組織とは、
そういうものだと思う。