(今日のコトバ)
「借り」をつくると、
担保に「運」を持っていかれる。
人は、いろいろな場面で
「借り」をつくる。
物質的なことで、
精神的なことで、
意識するしないにかかわらず、
「借り」をつくることがある。
ただ、「借り」を一方的に
つくってばかりいると、
人はだんだん弱気になる。
「借り」をつくっている相手に
卑屈になってしまう。
卑屈になると、
強い気持ち、正しい気持ちで
相手に接することができない。
場合によっては、
ここぞという時、
チカラを発揮できないこともある。
大きく考えると、
人生のチャンスを
逃すことになりかねない。
そう思うと、
やはり「借り」はつくらない方がいい。
できれば、一方的ではなく、
「貸し」「借り」の成立する
関係を築いて生きていく。
ギブ・アンド・テイク。
基本の関係はそこにある。
そこで、人生のバランスをとっていく。
忘れてはいけないことだ。