(今日のコトバ)
涙が流れたのは、
「それまでの時間」が
幸せだった証です。
悲しくて涙を流す。
なぜ、悲しくなるのか。
それは、それまでという時間が
幸せな時間だったから。
愛しい時間であったからに他ならない。
どうでもいい時間だったり、
忘れたい時間だったら、
涙を流す気持ちにはならない。
つまり、涙は幸せの落とし物ともいえる。
涙を流すほど、人生は
素晴らしい時を過ごすことができたのだ。
自分の人生の記念碑といっていい。
だからこそ、涙を流せたら
自分の人生を誇ろう。
素晴らしい人生を過ごしたのだ、と。
もちろん、
涙にもいろいろな種類がある。
だが、何もなければ涙は流さない。
涙は、
それまでの人生が宝物だった証。
そう思って生きると、
人生は価値あるものと思えるはずだ。