(今日のコトバ)
笑いあって近くなり、
泣きあって深くなり、
抱きあって忘れられなくなる。
人と人との絆が強くなるのは、
どういう時だろう。
長い時間を一緒に過ごすことも、
大切なことかもしれない。
だが、それより一緒に、
笑った、泣いた、
楽しんだ、悲しんだという
体験が多ければ多いほど、
絆というものを感じてくる。
時間より体験。
その体験がいかに濃密だったか。
濃密であればあるほど
絆は深まる。
もちろん、深まり過ぎて、
人間関係にひびが入ることもある。
絆を強めることは、
傷つくことと紙一重かもしれない。
ただ、人間は
その紙一重のところで生きている。
そして、紙一重のところで、
人間関係を醸成していく。
いま、絆を感じないという人は、
同じ体験をして、
笑ったり、泣いたりする時間を
つくるようにしよう。
そこで絆が強まっていく。
絆が強い人がいればいるほど、
素晴らしい人生になっていく。
絆を大切にして生きたいものだ。