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「おかげ」と「せい」

 

(今日のコトバ)

 

「おかげ」知らずが、

「せい」にする。

 

 

生きていられるのは、

必ず誰かの「おかげ」である。

どんなに一人で生きていると

突っ張ってみても、

誰の支えもなく

生きることはできない。

ただ、日々の暮らしの中で、

誰かの「おかげ」を忘れてしまう。

特に、あたりまえだと

思っていることの中にある

「おかげ」は見失いやすい。

見失ってしまうことも問題だが、

見失うだけでなく、

何か問題が起こった時、

誰かの「せい」に

してしまうこともある。

誰かに支えれている「おかげ」は

忘れて、

誰かの「せい」だけは

強く主張する。

少し冷静になればわかる。

「おかげ」と「せい」の間には、

必ず自分がいる。

その自分は何をしている?

そこを考えれば、

「おかげ」に対する不義理、

「せい」に対する責任転嫁が

自分にあることがわかる。

だからこそ、

日々の暮らしの中にある「おかげ」と

「せい」を忘れずに生きてみよう。

自分の人生に足りないものが

わかってくるはずだ。

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