(今日のコトバ)
今日という日は、
人生の数ある内の一日ではない。
今日が今日である間は、
人生のすべてを占める一日なのだ。
何万日生きるだろう。
生まれてから命果てるまで、
毎日、新しい日と出会っていく。
その中で、
まったく忘れてしまう日、
一生忘れない日が生まれてくる。
その時に何をしたかにもよるので、
それは仕方ないことかもしれない。
だが、こうもいえる。
「今日が今日である間は、
人生のすべてを占める一日」だと。
今日の中で
できることをしながら、
過去を参考に、
未来に思いをはせる。
今日しか確実なことなどない。
そう考えると、
今日という日はとても貴重だ。
ただの一日として
流していくのではなく、
できることをできるだけ行う。
少し欲張りぐらいでもいい。
未来が確実でないなら、
今確実なものを大切にしていく。
人が生きることの本質は、
今日にすべてある気がするのだ。