(今日のコトバ)
臆病は、
命を救うたった一つの病である。
あまりいい意味で使われない臆病。
「あいつ臆病者だから」とか、
「臆病だからダメなんだ」とか、
勇気がない、度胸がない時に使われる。
本来の意味としてはそうかもしれない。
だが、まわり生きる人を見ていると、
臆病が人生において
短所になっている人
ばかりでないことに気づく。
臆病だから、危機を察知する。
臆病だから、事前回避する。
臆病だから、準備を怠らない等。
臆病だから、
自分が被害を受けないように
世の中を渡り歩いている。
かっこをつけても、
人生、どこかでアクシデントにあう。
そのアクシデントの数を
減らすために臆病は
大いに役立つ。
だとすれば、
臆病もひとつの長所と思っていい。
人生は危機を
どう乗り越えていくかが大切。
臆病はひとつの方法として、
危機を回避する策になる。
臆病はありがたい長所になるのだ。