(今日のコトバ)
負けず嫌いを自称する人は、
本当の負けず嫌いではない。
本当の負けず嫌いは、
勝っても、負けても、
黙って前進していく人。
「負けず嫌い」
そう自称する人がいる。
確かに、少々のことに
負けるのを避けたいと
意地を張る人がいる。
ただ、本来の意味の負けず嫌いではない。
自分のまわりにいる人で、
負けず嫌いという人は、
ほとんど本来の意味での
負けず嫌いではない。
負けず嫌いというよりは、
負けるのが嫌いというべきか。
では、本当の負けず嫌いとは
どんな人なのか。
それは、勝っても、負けても、
前進していく人。
勝ち負けに一喜一憂せず
自分の信じた道を歩き続ける人。
そういう人がまわりにいると、
負けず嫌いな人だと思う。
いま、負けず嫌いと声高にいう人は、
少し冷静になった方がいい。
負けが嫌いな人が偉そうに
自分を高みに
置いているだけではないか。
できれば、
本当の負けず嫌いといわれて
生きる。
その方がかっこいいと思う。