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感情の複雑さが面白い

 

(今日のコトバ)

 

喜怒哀楽は、

人類が滅ぶまで数字にできない。

 

 

人間の感情は複雑だ。

生きものでもっとも

複雑といってもいい。

もちろん、他の生きものに

なったことがないから、

簡単に断言はできない。

ただ、知りうる限り、

人間ほど感情が入り乱れる

生きものはいない。

例えば、感情は喜怒哀楽で現わされる。

喜こぶの喜というが、

喜び方にも多岐にわたる。

全身で爆発するように喜ぶ感情もあれば、

誰にもわからないように

心の中で喜ぶこともある。

怒るの怒だって、

怒鳴るように怒ることもあれば、

目だけで怒りを現し、

感情を表に出さないこともある。

哀しみの哀だって、

号泣・慟哭しながら現す人と、

下をうつむいて現す人もいる。

楽しいの楽だって、

声を上げながら楽しさを現す人もいれば、

ニコニコ笑顔で楽しさを現す人もいる。

それもほんの一例だ。

細かく見ると、

ほんとうに多岐にわたる。

人の数だけあるといっていい。

そして、こうも思うのだ。

人間の感情だけは、

どれだけ技術が進歩しても

数値化できない。

傾向は理解できても、

それを数値化できない。

喜びの先の哀しみ、

怒りの先の優しさ等。

そして、人間という生きものは、

その感情の複雑さが面白い。

他の生きものより秀でている

といって過言ではない。

だからこそ、

自分の感情を

大切にして生きていきたい。

 

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