(今日のコトバ)
誰かの求めている誰かになることも、
幸せのひとつだ。
自分の生き方がある。自分の道がある。
そして、その先に自分の夢がある。
自分を中心に、自分のために生きる。
人生のほとんどの部分がそうなっている。
そうでない人もいると思うが、
そう思って生きている人は多いはずだ。
ただ、自分ばかりですべてを埋め尽くしても、
可能性が広がらない場合がある。
あるいは幸せが何かわからない場合もある。
自分だけで完結するものでは限界がある。
そう思うと、自分ではない誰かのために生きてみることも、
一つの選択肢になる。
誰かが困っていることに対して、
自分の力を存分に発揮して助けてみる。
誰かという相手は、感謝してくれる、
喜んでくれる、笑顔になる。
その気持ちが自分も共有できる。
自分が自分のために頑張って生きることとは、
また別の感動がある。
さらにいえば、一人で喜ぶのではない、
誰かと一緒に喜べることは、
倍以上の喜びになる可能性がある。
もちろん、何も関係ない誰かを助けるのではなく、
同じ方向を向いている人や同じ目標を持っている人を
自分の力で助けてみる。
そこに発生する喜びは格別のものがあるはずだ。
人の幸せは、ほぼ人との関係のなかで生まれる。
だとすれば、誰かを助けて、
誰かが喜び、自分も喜べる。
人生には、そんな選択もあっていいはずだ。