(今日のコトバ)
幸せは、他人が決めるものではない。
自分が決める環境基準だ。
どこからか幸せで、
どこからから幸せでないか、
決まっているものではない。
個人によって差があるし、
人が幸せと思っても、
自分は不幸と思うこともある。
当然、その反対もある。
「うちは家族が多くて、
ビンボーで、ビンボーで」といいながら、
とても幸せそうな顔をしているから、
よくよく訊くと、お金より家族といることが
幸せだという。
この場合、お金の幸せよりは、
家族の幸せが大きいということになる。
だが、人よりはお金を稼いでいるし、
地位も、名誉も手に入れたいるのに、
少しも幸せそうに感じない人もいる。
訊けば、今の地位を維持するために、
常にプレッシャーを感じている。
毎日生きるのが苦しいという。
どちらが正解ということはない。
ただ、幸せは、個人差で変わるということ。
もっといえば、おかれている環境を
どう感じるかで変わるということ。
アフリカの難民と
日本人の我々の幸せ感も違うように、
ひとりひとり違う。
だとしたら、他人と自分を比較して、
幸せか、そうでないかを考えるのは
むなしいこと。
自分が幸せだと思えば、それでいい。
幸せは、自分の環境の中にある。
そう考えていればいいのだ。