(今日のコトバ)
上手くいかなかったのではない。
上手くいくところまで近づいたのだ。
あと一歩だった、という。
そのあと一歩の一歩は、
どのぐらいの歩幅だったのだろう。
ほんの数センチぐらいの一歩もあれば、
何年もかからなければならない
一歩もあるだろう。
その時、
あと一歩足りず
上手くいかなかったと思う。
だが、ほんとうにそうだろうか。
少なくとも、
あと一歩まで近づいたのではないか。
自分は頑張って、
そこまで追いこんだのではないか。
研鑽して、自分も成長したのではないか。
そう考えると、
あと一歩まで追いこんだのは失敗ではない。
成功へ近づいたのだ。
だからこそ、次への意欲を持つべきだ。
あと一歩なら、
次に越えられる壁かもしれない。
少なくとも、上手くいく、成功するところを
射程距離にした。
そういう気持ちになると、
あと一歩という状況が
決して残念なものではなくなる。
成長への意欲をあらわす
エールの言葉に変わるのだ。