(今日のコトバ)
「大切なもの」は、
持っている人より、
持っていない人の方が大切する。
どうしても手に入れたい。
きっと、手に入れたら最高に幸せになるんだろう。
そう思っている時がいちばん幸せかもしれない。
さらにいうと、
その時が欲しいものをいちばん大切に思っている。
考えてみればわかる。
欲しいものが手に入る数日前のワクワク感は、
最高に幸せだ。
だが、手に入るといろいろな感情が芽生える。
「こんなもんなんだ?」
「思ったほど楽しいものでもない!」
「手に入ったから、もういいや」等々。
もちろん、手に入って最高の気分になることもある。
ただ、手に入った時がピークで、
じょじょに感動が薄れていくものでもある。
つまり、欲しいものが手に入らなくても、
欲しい願望があって憧れている時が、
いちばん欲しいものを大切に思っている。
そして、その時がいちばん幸せになっている。
欲しいものに憧れている期間こそ、
本当の幸せな時間かもしれない。