(今日のコトバ)
人を失ってみるとわかる、
心が人なんだと。
恩師がなくなったり、
恋人と別れたり、友人と絶縁状態したりすると、
心に穴が空いた気持ちになる。
どうして心に穴が空く状態になるのだろう。
それは、心が人で出来ているからではないだろうか。
喜怒哀楽は顔で表現できるけれど、
発信元は心。
その心は自分だったり、愛している人だったり、
親友だったりして人が必ず主語になる。
もちろん、寵愛していたペットが死んでも心に穴が空く。
だが、たいがいは人間の問題が心を占める。
とすれば、心は人といってもいいと思う。
心が豊かだといわれている人は、人に恵まれている。
反対に、心がないといわれる人は、人に恵まれていない。
つまり、心は人なのだ。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。