(今日のコトバ)
生きても、生きても見えないものだけど、
みんなそれを頼りに、それにすがって生きている。
夢は自らが具体的にして、カタチになる。
ただ、夢だ、夢だといっても、漠然としてリアルにはならない。
わかっている、わかっているが、
具体的でないものにすがって生きるのも人間。
夢だけでなく、愛も、希望も、幸せも、
漠然としたものなのに信じてる。
反対にいえば、不幸、不運、現実、絶望があまりにも
具体的すぎて消化できないのだ。
だから、漠然として見えないものに、
すがって、信じて生きることは悪くない。
時に目をそむけたくなる現実を忘れるために、
具体的でないものを信仰する。
弱い人間が強く生きるための処世術なのだ。
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