(今日のコトバ)
神様は、一人一人に
世界にたったひとつの幸せをあたえるために
卒業をつくったんだ。
なぜ、卒業があるのだろう。
例えば、小学一年から大学出るまで16年を、
人生の一区切りにしてもいい。
反対に一年ごとに卒業があってもいい気もする。
だが、6年、3年、3年、4年ごとに区切られている。
それはなぜか。
小学校の6年はともかく、
自我が芽生えた時から、人間は自ら可能性を追いかけ始める。
そして、自分の理想である未来へ方向を定める。
その時、卒業という区切りがないと、
人生が停滞してしまうのだ。
計算されたかはわからないが、12歳位、15歳位、18歳位、22歳位は
自分の夢を持って社会に飛び出すにはいい年齢のような気もする。
そう考えると、卒業は人生のいい節目をつくるのに
大切な役割を果たしているといえる。
だからこそ、別れることで悲しい気持ちはあるものの
卒業できることは晴れがましく気分がいいのだ。
さらに、卒業は一人一人に新しい世界を与える。
自分の生きる方向性を決め、新しい世界へ旅立つ。
卒業は、そのための道しるべなのだ。
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