(今日のコトバ)
傷は、夢に挑戦した年輪である。
人は、傷を持っている。
体のアチコチに、心のアチコチに傷を持っている。
痛みは時間が経つと消えていき、
傷跡としてだけ記録される。
体の傷は、見ればわかる。
心の傷は、傷つけた過去を思い出すたび疼き出す。
人は、その傷を傷跡にしたことで成長している。
体では痛みを忘れ、心では経験が痛まない処方箋を理解している。
生きるために、傷を負ったことが、
強い自分に成長させてくれる。
もし、いま、傷ついているなら、
自分の傷を思い出そう。
そこに、解決する何かがあるかもしれない。
一度、経験したことかもしれない。
傷に聞けば、「大丈夫だよ」と答えてくれるかもしれない。
人も生きるために年輪を重ねている。
傷は、人の年輪なのだ。
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