(今日のコトバ)
歴史とは、まっ白な年表に軌跡を残すことだ。
生きていけば、年表はできる。
あれやこれやいろいろなことがあった。
自分史という歴史をつくってきたともいえる。
ただ、本当の意味で歴史に相当するものは何か。
少しえげつないいい方をすれば、
歴史でくえるものは何か。
たとえば、プロのミュージシャンなら、
昔のヒット曲でライブができる。
ベストアルバムを売り出すことができる。
自分の歴史でくえるものがある。
一般人である自分においても同じことがいえる。
自分の身に付けた武器をお金にできるか。
できるものがあれば、それが歴史といえる。
ビジネスマンとして、得意分野で働いた人なら、
少なからず人より秀でたものがあるはずだ。
その秀でたものが歴史。自分の人生が動く時、
くいぶちとなる武器になるのだ。
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