分野をわきまえる

(今日のコトバ)

 

優秀な者ほど、すべてを征服できるという錯覚に陥る。

 

 

一つ何かの頂点に達すると、

すべてが出来てしまう。

そういう錯覚に陥る人がいる。

自分のテリトリーではない分野へも

積極的に介入していく。

やりたいこと、やるべきことがあって、

自分で取り組んでいくことは悪いことではない。

ただ、問題は自分の分野でないところでも、

いきなり頂点で動いてしまうこと。

あれも出来る。これも出来る。何でも出来る。

そんな意識が働いて、

トップとして物事をコントロールしようとする。

だが、自分の取り組んできた分野以外は、

未熟だったり、素人だったりするはずだ。

そこをわきまえないで突き進むと、

大失敗をおかすことになる。

プロではない。正解かわからない。

何の保証もない。

実は、ないないづくしであることを知るべき。

なにもかも頂点に立てるスーパーマンはいない。

例えば、芸能人、スポーツ選手して成功しても、

会社を経営したら倒産してしまったというケースも

あるように、自分の分野をわきまえないと、

必ず痛い目にあう。

そのことを忘れてはいけない。

人間は、それほど万能にできてはいないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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