寂しさは個に属する

(今日のコトバ)

 

寂しさは、嘘をつけない。

 

 

わかりやすく嘘のつけないものがある。

筆頭にあげられるのが寂しさだったりする。

心の奥底から湧き上がる冷たさを

どこかでかかえている。

心がつながれない孤立感を

意識している。

愛する人に自分の意思が伝わらない、、、、。

状況はいろいろあっても、

寂しさは隠せない。

なぜなのか。

それは、寂しさはあまりにも個に属する気持ちで

あるからではないだろうか。

喜び、悲しみ、怒りは、

個に属する気持ちでもあるが、

まわりの人間と共有できるものがあれば、

いくらでも同じ感情になれる。

しかし、寂しさは個で完結することが多い。

仲間はずれの場合、愛する人にふられた場合、

病気を患った場合、、、、、、。

他の気持ちは誰かと共有できても、

寂しさは共有できないこともある。

それだけ嘘のつけない気持ちでもある。

だとしたら、寂しい時は寂しいとオープンに

気持ちをあらわせばいい。自分が寂しいことを

気づかない人はたくさんいる。

その人たちの気持ちを動かすことが、

寂しさをかかえない第一歩。

なんだかんだいっても、

気持ちのあらゆる問題を解決するのは、

人がほとんどだ。

人が知らん顔していては、

寂しさは長く心に滞留する。

寂しい時は、人を頼りにする。

わかりやすくいえば、人と話す。

そこから、寂しさが消えていく道筋がわかる。

嘘のつけない寂しさは、

人によって解決してもらうのだ。

 

 

 

 

 

 

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