目標は一人の戦いではない

(今日のコトバ)

 

道は、道程を公表しながら進むものです。

 

 

 

 

不言実行。

心に秘めた夢。

言葉にすると消えてしまいそうで、

黙って着実に事を成そうとする。

素晴らしいことだ。

ただ、人間はそれほど強くない。

何か決め事をつくらないと怠けてしまう。

ましてや自分の心の中の目標だと、

いつあきらめようが、いつ方向転換しようが

誰もわからない。

やろが、やるまいが、どうでもいいという事に

なってしまう。

だとしたら、有言実行にするべきだ。

自分の目標をオープンにして行動する。

まわりの人にも気づかせる。

何かいわせてしまう。

目標を決めたの自分なのだから、

四の五のいわれる筋合いはないのだが、

うるさくいってくるので、

重くなった腰を動かす。

もっといえば、まわりの人間も目標達成のために

巻き込んでしまっていい。そして、

巻き込むためにも自分の目標の公表が必要なのだ。

人によって、不言実行、有言実行、どちらもありだ。

ただ、意思の弱い人ほど有言実行がいい。

叱咤激励もあれば、中傷もある。

伴走者にもなれば、妨害者にもなる。

喜ぶ人もいれば、悲しむ人もいる。

プラスとマイナスの効用どちもあるが、

確実にいえるのは一人だけの戦いではなくなる。

その力を利用するのだ。

人生にとっての目標は、

一人で立ち向かうにはあまりにも大きい。

だからこそ、人の力、人の想念をも、

自分のものにする。

目標達成には必要な事なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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