(今日のコトバ)
気持ちはわからないけど、
気配りはわかります。
人の気持ちはわからない。
どこにあるのか?
何を考えているのか?
何をしようとしているのか?
言葉は必ずしも気持ちの代弁者でない。
裏腹なことをいう場合もある。
裏腹なことをいわざるおえないこともある。
ただ、気配りといわれるものは、
一緒に過ごせばわかることが多い。
何か困っていることに、
そっと手を差し伸ばす。
その状況が良くなるために、
そっとフォローする。
大袈裟でなく、
縁の下の力持ちとなって、
様々な場面で、そっと支える行為に気は宿る。
反対に、気配りがない、気がきかないといわれるのは、
何もしない人を差すことが多い。
つまり、そっと支えるところに気は存在する。
自分のまわりに、そっと支えてくれる人はいるだろうか。
いてくれるとすれば、
その人生は上手くいく。
自分が前進できない時も、自分が困った時も、
誰かがそっと支えてくれる。
だが、もし、そういう人がいなかったら、
片翼で飛ぶようなもので、
どこかで落下するかもしれない。
倒れた時に手を差し伸べてくれる人がいない
状態といっていい。
人は人に支えられて生きている。
気を配ってくれる人がいて、
悠然と飛べる、安心して生きていける。
そっと支えてくれる人を大切にしたいものだ。
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