(今日のコトバ)
進化論をあきらめた人から、
確率論を走り出す。
自分の大きな目標を具現化するために、
人は切磋琢磨する。
特に、若い人ほど、未知の領域へ様々な角度から
挑戦していく。
無限の可能性を信じて努力するといってもいい。
夢を信じているうちは、
無我夢中で走っているうちは、
達成する度合いはともあれ進化している。
ただ、年をとって限界を感じたり、
いい結果が出なくなると、
進化という言葉に疑問を感じる。
「ジタバタしても変わらない」
「どうせ無理だろう」
というあきらめに似た気持ちになってくる。
そういう状態になると、
できる範囲という確率が幅を利かせてくる。
確率。確率論。
正しいことではある。
誰もが考えることではある。
ただ、確率になると、
あたりまえなことをあたりまえにしかやらなくなる。
あたりまえのことをやることだって大変だ。
だが、そうなると挑戦とか、冒険とかの
未知との戦いは失われていく。
それで面白いだろうか。
生きている充実感があるだろうか。
人生を面白くするなら、
不確定要素の多い目標に
挑戦することを忘れてはいけない。
どうしても挑戦できないこともある。
年齢、環境、時代、、、、、。
それでも、それらを取り払って挑戦してみる。
確率論は現役を退いてからでいい。
評論家に任せておけばいい。
目標のない人間が考えればいい。
生きている限り、人間は進化できる。
その進化を大切にして生きる。
人生を面白くする選択として進化は
必要不可欠なのだ。
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