(今日のコトバ)
踏みつけられても、
春になると、また、咲き誇る花がある。
その花の名を人間という。
何度、悲しみを乗り越えてきただろう。
何度、苦しみを乗り越えてきただろう。
何度、痛みを乗り越えてきただろう。
そのたび、何度も立ち上がってきた。
そのたび、それまでと違った生き方、
それまでと違った強さを持って立ち上がってきた。
弱音も吐いた。言い訳もした。
愚痴も言った。恥をかくこと、
かっこ悪いことを散々やったが、
それでも立ち上がってきた。
生きることは大変だ。
身をもってわかっている。
ただ、それと同じ、否、
それ以上に素晴らしいこともわかってきた。
この先にまた素晴らしいことがあると思うと、
もう一度、立ち上がれる。
人は、その立ち上がるための目標を見つけることを
本能的に知っている。
どうすれば立ち上がれるか。
迷っているけど何とか答えを出す。
そして、歩き出す。
その歩き出す季節には春がいい。
もちろん、他の季節でもいいが、
春は世の中がリセットする。
世の中の力も借りて立ち上がる。
もう一度、素晴らしい出来事が始まる。
そう信じて、歩き出す。
いまがいい季節だ。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。