(今日のコトバ)
うまいものは、うまく見せるのも、うまい。
うまい料理は、
盛り付けも、うまい。
最初から食欲をそそる。
頭が味覚に指令して、
先入観としてうまいものにしてしまう。
人の前に発表される作品は、
うまい料理のようにビジュアル的にもいいものになる。
汚ない、カッコ悪いというだけでは、
最高の作品になりにくい。
仮に、カッコ悪く見せても、そこを演出として、
かっこいいものに見せてしまう。
とすると、検証や逆算は簡単だ。
良く見えないものは作品として、
どこかに欠陥がある。
良く見える作品は、
大事なところがしっかりできている。
人の記憶の中の及第点をクリアしている。
その記憶が何かが足らない、
その記憶が何か多すぎる、
その記憶が根本的に間違っている
という信号を出したら、
その部分を改善する作業をしていけばいい。
その作業を切磋琢磨というのだ。
いま、自分が発表しようという作品が、
記憶からOKが出なかったら、
OKが出るまで改善してみよう。
そこに、最高の作品ができるヒントがある。
自分が納得する作品を仕上げるための
スタートがきれるのだ。
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