(今日のコトバ)
無理をしなくなった人のどこを愛せというのだろう。
淡々と要件をこなす。
だが、それ以上のことはしない。
減点はないが、得点もない。
平均的に何でもこなせる。
能力的には悪くない。
そういう人に期待はしにくい。
やれることをやってくれればいい。
減点さえなければいいという気持ちになる。
ここ一番に必要となる人、
心から愛せる人は、
どこかで無理をしてくれる。
できそうもないからといってひるまない。
道なき道を走っていくように、
何かの使命感をもって戦ってくれる。
そういう人に依頼するし、期待するし、
愛する人になる。
人の生き方だから、
火の粉をさけて通る、
積極的にならないで生きる、
自分の領域だけを決めて生きることも、
選択の一つではある。
ただ、自分が依頼する時にどんな人に依頼するか。
そう考えてみると、一緒に戦ってくれる人を
選択するのではないか。
だとすると、自分も誰かのために無理しても
行動を起こせる人になっているか。
なっていなければ、
それほど信頼されていないかもしれない。
何か行動を起こす時、
相手のこと、自分のことを両方を考えてみて、
生きることも大切なことだ。
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