(今日のコトバ)
すべての敗北は、途中経過である。
人生は、最期までわからない。
いい人生だったか。わるい人生だったか。
この二極化で判断することも正しいかわからない。
人生を振り返ってどうだったかを
ある老人に聞いた時、
「いいことがたくさんあった人生だった」
といった。
ただ、一言いえるのは、
どんなことがあっても、
息をひきとるまでは、
すべて途中経過だ。
たまに、負けがこんだり、
悲しいことが続いても、
まだ、その先がある。
これからという人生がある。
そこで、勝つことがあるかもしれない。
楽しいことがあるかもしれない。
人生は、一寸先がわからない魅力がある。
まわりを見ていても、
いいことばかりの人もいないし、
わるいことばかりの人もいない。
幸せそうだなと思った人が、
話しを聞いてみると、
意外とヘビーな問題をかかえていたり、
大変そうだと思った人が、
状況を聞くとケロッとしていて、
本人が大変な自覚がなかったりする。
人生はわからない。
そして、人間はわからない。
そして、すべての出来事は途中経過。
一喜一憂はしかたないが、
その先があるということを
忘れてはいけない。
人生は、喜怒哀楽が訪れては去っていく
大河ドラマだ。
いまだけで判断しないで生きる。
長い目で生きる。
楽に生きるために必要な考え方かもしれない。
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