あの人に持ち上げてもらっている

(今日のコトバ)

 

 

誰かに持ち上げてもらって、いまの高さがあるんだ。

孤独になると、みんないなくなって低く沈むんだ。

 

 

 

人に支えられて生きているという。

間違いではない。

ただ、こうもいえないだろうか。

みんなに持ち上げられて生きていると。

通常、普通の日々を暮らしていると感じないが、

いざ、健康を害したり、悲しいことがあったりすると、

あれあれ、こんなに気持ちが低かったっけ?と思う。

どん底という言葉もある。

最低という言葉もある。

最低ということは、

自分で低い位置にいってしまうこともあるが、

人が去って、人に持ち上げてもらえなくて、

低い位置にいる。

時々、そう考えることがある。

孤独というのも、寂しさというのも、

誰も自分を持ち上げてくれなくなった状態かも

しれないと思うこともある。

とにかく、平常時、普通の日々と思える日が

どれだけ人に持ち上げられているだろう。

誰かというピースがいなくなったら、

人生がまわるのだろうか。

そう考えると、いなくなって困る人は大勢いるはずだ。

だから、いまの自分を維持したいと思ったら、

まわりにいる人を大切にしなくてはいけない。

すべて、かけがえのない人と思ってもいい。

もちろん、足を引っ張るような人もいる。

ただ、生きていく上で支えてくれる人は、

かけがえのない人ばかりだ。

人生という道を安定して歩いていきたい時は、

まわりにいる人を大切にしなてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

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