「それを言っちゃ」はたぶん真実

(今日のコトバ)

 

真実は、息の根を止めようとする罪がある。

 

 

 

出来事には、すべて真実がある。

その真実をすべての人で共有してしまえば話は終わる。

だが、真実を知ってしまうために、

悲しい思いをする人がいる。

あるいは、真実を知らないふりをして、

なんとかやりくりしている人もいる。

一概にいえないが、真実は尖った刃物のようなもので、

人の心にぐっさり刺さることもある。

だから、人は嘘を用意して、

真実と距離をとろうとするのかもしれない。

だとすると、

時に真実を突きつめるのも大切だが、

状況判断で真実に背中を向けることも必要だ。

特に、人間関係では真実の存在が難しい。

「それを言っちゃお終いだよ」という

寅さんの名言が真意をついている気もする。

「それを言っちゃ」はたぶん真実なのだ。

人生の生き方はひとつではない。

人間の数だけ方法論がある。

そして、真実を伝えることでうまくいく状況はある。

反対に、真実を知らんぷりすることで

うまくいく状況もある。

人間の知恵は、その状況によって、

真実の使い方を考えられること。

生きるために、真実を使い方を考えよう。

そこにコミュニケーションの真意があるはずだ。

 

 

 

 

 

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気持ち良く生きる設定

(今日のコトバ)

 

暮れればノーサイド!明ければリセット!

そして、生きているならファイト!ファイト!ファイト!

 

 

 

気持ちよく一日を過ごしたい。

気持ち良く起きて、気持ち良く眠って、

気持ち良く生きる。

あたりまえだけれど、

この気持ち良くがすべてできるのは難しい。

人によっては、二つできるが一つできない人もいるし、

すべてできてない人もいる。

ただ、目標として、この気持ち良くの三つを設定する。

プロ野球のピッチャーが

「究極は27人の打者すべて三振にとる」という

目標と同じで、気構えとして決めてしまう。

気持ち良く過ごすということは、

活動している時間に様々な課題を

クリアして生きるということ。

課題をかかえながら生きるのは、

気持ち良くなくなる最も大きな要因。

正確にいえば、すべての課題をクリアすることは

大変難しい。

思い悩むような課題はクリアする。

また、考えなくていいものは考えない。

ひところ流行した鈍感力のようなものを意識する。

見て見ぬふりすることも、時に必要かもしれない。

とにかく、気持ち良く生きることを設定する。

そのために、今日をどう生きるか。

それを意識するだけでも、

少しだけ気持ち良く生きていけるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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目標に工程表を

(今日のコトバ)

 

 

夢物語は結末が描かれていない。

 

 

 

ただ、漠然として、

雲をつかむような目標だと、

どう達成していいかわからない。

漠然としたまま終わってしまう可能性がある。

目標や夢というものも、

思っているだけでなく、

工程表をつくって着実に

クリアしていかなければならない。

どこまで出来たのか、どこまで出来てないのか。

何が足りているのか、何が足りないのか。

あと、どれぐらい時間が必要か。

あと、どれぐらい労力が必要か。

それが具体的になれば、

目標への道程もわかりやすくなる。

漠然とした夢物語だと、

道程がわかりづらいのだ。

もし、いま、漠然とした目標があるなら、

どう達成するかの工程表をつくり、

どこまでクリア出来たかのチェックを行う。

それが、達成の着実な近道。

もちろん、工程表だけで達成できるものではない。

困難な状況・問題が待ち受けている。

タフな体力・精神力が必要だ。

それらをふまえた力があるという前提で、

強い意志があるという前提で考えると、

工程表は役に立つ。

目標が目の前にあるなら、

達成する意志があるなら、

工程表をつくってクリアしていく。

目標は夢で終わらせない、

現実にできる方法なのだ。

 

 

 

 

 

 

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言葉と意志がひとつ

(今日のコトバ)

 

 

言葉の裏にかくれてないで表に出てこい、魂。

 

 

 

言葉は、自分の気持ちを表現できる

もっとも優れた武器だ。

反対に、自分の気持ちを

偽って伝えるもっとも優れた武器でもある。

「あの人は何を考えているかわからない」

「あの人の言葉は信用できない」等

といわれる人は、

言葉をある意味隠れ蓑にして、

自分を隠している。

時に、自分を隠したいことがあって、

便利に使うこともある。

ただ、ここで勝負を賭けなければいけない時には、

言葉で正しい意志を伝えなければならない。

日ごろ、言葉に対する信用のない人、

あるいは、言葉で意志を伝えようとしていない人は、

いざという時に言葉は武器にならない。

相手に正しく伝わらない可能性も高くなる。

もちろん、正しく伝えても波紋を呼ぶ言葉に

なってしまう人もいる。

だが、言葉は、自分の意志を伝える最強の武器で

あることは間違いない。

言葉で伝えられないと相手は誤解する。

自分の想定とは違うアクションを起こす。

だから、言葉は大事にしておきたい。

大切な時に、正しく伝わるように、

自分の意志が伝わるように言葉を使いたい。

そのためには、日々、

意志と言葉が連携できるように意識する。

少しの意識を続けることで言葉は自分のものになる。

意志の伝わりやすい人間になれるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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さわやかにリスタート

(今日のコトバ)

 

春になると、もう一度、さわやかになる。

 

 

 

久々に東京はあたたかい春の日を迎えている。

気温も寒くなく、空は晴れている。

気持ちのいい一日だ。

まさに、冬を越えて、春になった感じがする。

春は、スタートの季節。

年度がわりでもある。

入社、入学、入園と、新しい出会いがある。

クラス替え、転勤等もあって、

気持ちを一新せずにはいられない。

リスタート、リセットする時期だから、

必然的に気分も変わる。

気分が良く変わる人ばかりではないが、

さわやかな気分になれる一番の季節ではある。

このさわやかな気持ちに乗じて、

自分も心の底からリフレッシュできると、

人生が少し楽になる。

長く生きていれば、

いろいろなものを知らず知らずのうちに

背中にかかえてしまう。

そんな時、少しだけでも楽になるために、

春のリフレッシュを使うのだ。

人生の荷物をすべて持ち続けたら、

重くて歩けなくなる。

たまには深呼吸して、

また、新しい気持ちで歩き出す。

そのためには、春は最適。

自分自身も新しくして生きてみるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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あの人に持ち上げてもらっている

(今日のコトバ)

 

 

誰かに持ち上げてもらって、いまの高さがあるんだ。

孤独になると、みんないなくなって低く沈むんだ。

 

 

 

人に支えられて生きているという。

間違いではない。

ただ、こうもいえないだろうか。

みんなに持ち上げられて生きていると。

通常、普通の日々を暮らしていると感じないが、

いざ、健康を害したり、悲しいことがあったりすると、

あれあれ、こんなに気持ちが低かったっけ?と思う。

どん底という言葉もある。

最低という言葉もある。

最低ということは、

自分で低い位置にいってしまうこともあるが、

人が去って、人に持ち上げてもらえなくて、

低い位置にいる。

時々、そう考えることがある。

孤独というのも、寂しさというのも、

誰も自分を持ち上げてくれなくなった状態かも

しれないと思うこともある。

とにかく、平常時、普通の日々と思える日が

どれだけ人に持ち上げられているだろう。

誰かというピースがいなくなったら、

人生がまわるのだろうか。

そう考えると、いなくなって困る人は大勢いるはずだ。

だから、いまの自分を維持したいと思ったら、

まわりにいる人を大切にしなくてはいけない。

すべて、かけがえのない人と思ってもいい。

もちろん、足を引っ張るような人もいる。

ただ、生きていく上で支えてくれる人は、

かけがえのない人ばかりだ。

人生という道を安定して歩いていきたい時は、

まわりにいる人を大切にしなてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

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これからという人生がある

(今日のコトバ)

 

すべての敗北は、途中経過である。

 

 

 

人生は、最期までわからない。

いい人生だったか。わるい人生だったか。

この二極化で判断することも正しいかわからない。

人生を振り返ってどうだったかを

ある老人に聞いた時、

「いいことがたくさんあった人生だった」

といった。

ただ、一言いえるのは、

どんなことがあっても、

息をひきとるまでは、

すべて途中経過だ。

たまに、負けがこんだり、

悲しいことが続いても、

まだ、その先がある。

これからという人生がある。

そこで、勝つことがあるかもしれない。

楽しいことがあるかもしれない。

人生は、一寸先がわからない魅力がある。

まわりを見ていても、

いいことばかりの人もいないし、

わるいことばかりの人もいない。

幸せそうだなと思った人が、

話しを聞いてみると、

意外とヘビーな問題をかかえていたり、

大変そうだと思った人が、

状況を聞くとケロッとしていて、

本人が大変な自覚がなかったりする。

人生はわからない。

そして、人間はわからない。

そして、すべての出来事は途中経過。

一喜一憂はしかたないが、

その先があるということを

忘れてはいけない。

人生は、喜怒哀楽が訪れては去っていく

大河ドラマだ。

いまだけで判断しないで生きる。

長い目で生きる。

楽に生きるために必要な考え方かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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息を吹き返すキッカケ

(今日のコトバ)

 

 

人間は、定期的に好きが欲しい生き物である。

 

 

 

生きていると殺伐としてくる。

いやがおうでも出来事の当事者になって、

嫌なこと、悲しいこと、痛い目にあったりする。

その結果、どうしようもなく落ち込んだり、

寂しくなったりする。

その時、人は何を求めるだろう。

求めるものは人それぞれだと思う。

ただ、人から「好きだ」といわれたり、

何かを信頼されたりすると、

息を吹き返すキッカケになったりする。

落ち込んだり、寂しさをうめるものとして、

好きとか、信頼とかは最高のカードになる。

特に、自分ががんばっていると思っている人ほど、

そのカードは欲しくなるのではないだろうか。

個人差はある。

落ち込み、寂しさに何か効くかは、

状況によっても違う。

ただ、もし自分のまわりで

落ち込んだり、寂しがっている人がいたら、

そして、がんばっている人がいたら、

「好き」という気持ちの表明、

信頼する気持ちの表明をしてあげるといい。

自分に置き換えてもいい。

自分が寂しい時、落ち込んだ時、何が効くか。

きっと、同じものが欲しくなる。

人の足りないものをうめてあげる。

そのために、大切な気持ちを表明してあげる。

大切な人が元気になるために必要なことだ。

 

 

 

 

 

 

 

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一日の評価は疲れ

(今日のコトバ)

 

 

疲れは、何かをつかんだ重みなんだ。

 

 

 

日々、生きていると感じる疲れ。

特に、一日の終わりに感じることが多い。

一生懸命働いたり、運動したり、勉強したり、、、。

様々な場面で疲れを感じる。

この疲れ。考え方によっては、

一日の努力の証でもある。

何もせず、ゴロゴロしていれば、

疲れを感じることはない。

何かに挑んだから疲れを感じるともいえる。

もちろん、四六時中疲れを感じている病気のような

状態は、また、別のことだが、

一日の終わりの疲れは、

がんばった自分へ体が反応しているのだ。

だとすると、

疲れることで自分の一日を評価できる。

「今日はがんばった」という評価を

疲れで判断できる。

解釈次第、自分の評価は一日の疲れにある。

そう思うと、今日の疲れも悪くない。

生きるために、疲れも一つの評価なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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気持ちにピリオドを打つ

(今日のコトバ)

 

さよならが美しいうちにお別れしよう。

 

 

 

別れはキレイ事ではない。

ただ、あまり引きずり過ぎると、

気持ちをより悪い方へ動かしてしまう。

決められた別れの場合は、

それでも強引に納得して前へ進める。

卒業や退職のように、

約束満了の別れは前へ進むまなければならない。

それでも、心はスッキリせずに、

引きずる場合もある。

また、突然の別れは喪失感が心に残り、

時間をかけなければ、心が元に戻らない場合もある。

この場合も、どこかで一線を引かないと、

前へ進めない。

別れはキレイ事ではない。

そんなことはわかっているが、

どこかで自分を立て直して生きる。

その気持ちを持って立ち上がる。

立ち直る。

気持ちは後追いになるかもしれないが、

まず、意識を変えて歩き始める。

悲しみから抜け出すために

ピリオドを一度打つ。

気持ちをリセットするのが

少しだけ早くなるはずだ。

 

 

 

 

 

 

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