ほんとうに力のある人

(今日のコトバ)

 

 

実力はあせらない。

 

 

 

 

ほんとうの力って、何だろう。

秀でた才能、優れた技術などになるのだろうか。

ただ、才能とか、技術とかは、

現時点という注意書きがついた上での話になる。

時代が、環境が、変われば、

たいしたことがない力になってしまうことがある。

また、才能、技術は、人との比較になることもある。

あの人よりも進んでいるから凄い、となる。

それも間違いではない。

ただ、比較論だから、もっとレベルの高い才能、

もっとレベルの高い技術力を持った人が現れると、

その力は色あせる。

ほんとうの力とは、難しい定義だ。

ただ、人生のいろいろな場面で、

力がある、実力者だと思える人はいる。

その共通項を見出すと、

ひとつの答えが導かれる。

その力で物事に対処でき、

揺るがない自信を持っていること。

あわてふためくことなく、

冷静に対応できること。

才能もあるだろう、技術もあるだろう、

だが、その上にキャリアもあって、

何もおびえていない精神状態の人。

そういう人が、

人生の場面場面に登場する。

そんな人に出会うと、

力がある、実力があると思う。

定義できるものではないかもしれない。

だが、もし、自分にとって、

ほんとうの力がある人を定義しろというなら、

そういう人になるかもしれない。

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

栄光を手にして、信用を失う

(今日のコトバ)

 

すべてを手に入れた後、

人の心を失ったことに気づくんだ。

 

 

 

 

力づくで、とにかく、勝ちたくて、

無我夢中で、すべてを手に入れることだけ考える。

その通りの結果が出る。

ただ、その後、人をつぶして、

まわりに誰もついてこないことがある。

若き日々は、気持ちが前へ行き過ぎて、

そんな経験があった人もいるはずだ。

時と、場合によっては、

無我夢中で前進することは必要なことだ。

だが、その時、人を踏み台にしたり、

なぎ倒したりすると、

その後、しっぺ返しが必ず来る。

人には意志がある。

人には感情がある。

痛い目にあったことを経験として蓄積する。

誰かが成功するために、

踏み台にされた気持ちは忘れられない。

だから、成功や勝利を目指して前進する時、

人をつぶしすことをしてはいけない。

フォア・ザ・チームの必要性は必ずある。

そこで、手柄独り占めをしてしまうと、

やっぱり、栄光を手に入れても信用を失ってしまう。

まわりの人の気持ちを失ってしまう。

人は意志と感情のある生き物。

そのことを肝に銘じおくべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

伸びしろがある

(今日のコトバ)

 

どん底にいたから、地に足をつけることは得意なんだ。

 

 

 

底辺にいることが悪いことばかりではない。

地に足がついているといえば、

これほどついていることもない。

足が痛いぐらいついている。

底辺にいるから、いろいろなものがたくさん落ちてくる。

いいものが落ちてくる場合もある。

また、底だけに、上を見上げることも忘れない。

憧れや願望があるかもしれないが、

上を目指している。

人によりけりだが、モチベーションが高い人もいる。

下にいれば、伸びしろがある。

いま、どん底にいるなら、

伸びしろに賭けてみる。

自分の立ち位置さえ間違えなければ、

いくらでも大きくなれる。

浮足立つという。

浮足立つほどの状況でもないから、

地に足をつけて生きられる。

その利点を意識して前進するのだ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

慣れの怖さ

(今日のコトバ)

 

 

こっちの水は甘いだけに、贅肉がつきやすい。

 

 

 

 

慣れている場所だと、

ストレスが少なく行動できる。

あたりまえだが、

物事がわかっているからスムーズに進む。

時間も無駄なく、最短でできる。

ただ、慣れには怖さもある。

慣れてしまったから、感覚で処理できてしまう。

はじめの頃のように、

頭を使うことがなく、

一つ一つの確認を怠ることもある。

また、慣れてしまったから、

楽になる部分もある。

無理も、無駄もない。

頑張ることもない。

となると、努力をしなくなる。

だんだん動くことが億劫になる。

知らぬ間に、いろいろなところに贅肉がつく。

自然に退化していく。

そのことは肝に銘じた方がいい。

慣れることも大切。

だが、慣れすぎると退化の原因になる。

慣れた場所だけでなく、

時に荒地に赴くことも必要。

違った環境に身をおくのは、

刺激として、進化として、大切なことなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

言葉に心をこめて

(今日のコトバ)

 

 

言葉は、すべてを大袈裟にできる。

 

 

 

ヤフーのトップニュース、

新聞の見出し、広告のキャッチフレーズ等、

事実を正確に伝えているのだけれど、

その言葉を見てしまうと、

大袈裟に捉えてしまうことがある。

もっといえば、

メールやSNS等の文章も、

書き方や読み方で捉え方が変わる。

例えば、面と向かっていわれれば、

「あ、そういうことね」と素直に聞き入れられることが、

メールの文章になると、

修復不可能な文章に受け取れることもある。

言葉は人に伝わらなければ使命を果たせないのだから、

少々、インパクトがなければならないが、

間違ったふうに伝わるのは良くない。

心ない言葉で人を傷つけるのも良くない。

メールになると心がなくなることが、

起こりやすくなると銘じておけばいい。

言葉を選ぶ時は慎重に。

そして、心をこめて。

できるだけ、手紙を書いた時のように

気持ちを込められれば、

言葉は素直に伝わる。

そのことを理解して言葉を伝えよう。

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

心は、そこにある

(今日のコトバ)

 

心はどこある。口の先にある。

手の先にある。足の先にある。

そして、夢の先にある。

 

 

 

 

心はどこにあるか。

そんなことは誰もわからないのに、

誰もが心を持っていることを信じている。

漠然としたものなのに、

誰もが信じている。

では、どこで機能してるのだろうか。

一番わかりやすいのは、

言葉ではないだろうか。

心の使者として、言葉はいちばんコミュニケーションが早い。

口から発する言葉が、最速。

メールがどんなに進化しても、

言葉を発するより早いコミュニケーションはない。

ただ、心が言葉とイコールかというと、そうではない。

心ない言葉とか、心と裏腹とか、

心とまったく違った言葉を選んで発することもある。

また、行動に心が宿ることもある。

心の命じられたアクション、リアクションもある。

もっといえば、夢とか、希望に心が宿ることもある。

結論からいうと、どこにでも現れ、

どこにも存在しないものといえるかもしれない。

だが、その心が人生を支配している部分が大きいのも確かだ。

人生が心の命じるままに進んでいけば、

これほど嬉しいこともない。

正体の見えないから、

すべてをコントロールすることはできないが、

出来る限り、心が命じるままに生きてみる。

自分が心そのものになってしまえると、

わかりやすい人生になるかもしれない。

心、永遠の人間のテーマなのた。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

指名という言葉の意味

(今日のコトバ)

 

命令されるな。指名されろ。

 

 

 

 

仕事をしていて何がやりがえがあるか。

それは、何といっても指名されることだろう。

「この仕事を君にまかせたい」

「このプロジェクトは君にお願いしたい」

「クライアントが君でといっている」等々。

そういわれてしまえば、

自分の方法論、自分の文脈で仕事ができる。

自分の勝利の方程式に組み込みながら、

ゴールへと迎える。

これほどやりがえのあることはない。

反対に、その他一般、無名になってしまうと、

指示されたり、命令されたり、

自分の力が発揮できない状況が生まれてしまう。

もっというと、自分の本位ではないやり方に

則って、やらなければならなくなることもある。

そうなるとモチベーションは上がらないし、

結果もついてこない可能性が高まる。

だとしたら、指名されて、

高いモチベーションを持って最善を尽くす。

相手は自分を信頼しているのだから、

思う存分、力を発揮できる。

指名を得るのは簡単ではない。

ある程度、キャリアもいる。

ただ、仕事のやりがえと面白さを追求するなら、

指名される必要がある。

言葉はよく耳にするが、

指名という言葉には、

人間の本能を奮い立たせる

大きな力がある。

「君にまかせたい」

その中にある意味を理解して生きる。

そこに仕事の成功の秘訣がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

やられる前に、すべての力を

(今日のコトバ)

 

歯を食いしばる前に、牙を向け。

 

 

 

やられてしまうとビクビクするなら、

一か八かでいいから突撃してみる。

やられる前に、やる。

やられるなら、やってしまう。

時に、そういう気持ちが必要だ。

絶対不利、絶対敗北、絶対玉砕とわかっていたら、

やられてしまうのを待つのではなく、

先手で仕掛けて攻めてしまう。

どうせ負けてしまうという戦いなら、

せめて、全力でぶち当たる。

結果は変わらないかもしれないが、

全力で戦うということに価値がある。

やられたままで、すべてが終わったら、

きっと、納得できない。

痛みだけが残って、

場合によっては、心深く残って、

いつまでもトラウマになる。

だとしたら、全力でやるべきことをやってしまう。

人生には、何をおいても戦わなければならない時がある。

その時、全力を出しきれなかったことほど、

後悔することはない。

どんな戦いでも全力で戦うことは必要だ。

ただ、圧倒的に実力で差がある時は、

戦略・戦術以上に全力を出しきる。

敗れたとしても、中途半端な気持ちにならないために、

全力を出しきるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

人間性に直結する

(今日のコトバ)

 

恩は、恩知らずという悪魔と戦っている。

 

 

 

 

「この恩は、、、、、」といいながら、

結局は何もやらないで終わってしまうことがある。

恩を受けたその時は、感謝しているのだが、

時間が経つと忘れてしまう。

もっとも恩を与えてくれた人も

見返りを求めているわけではないかもしれないので、

恩のことは忘れてしまっているかもしれない。

ただ、恩を受けた人は、

恩返しのできない恩知らずではいけない。

恩というからには、そうとうの何かをもらっている。

恩をくれた人には、何かを返さなければバランスが悪くなる。

恩返しなど求めてない人でも、

何となく距離ができてしまう。

自分に置き換えてみてもわかると思う。

自分が何かしたことは、意外に覚えている。

反対に、恩は時間と共に風化しがちになる。

そこを風化させていくだけの人は、

人間性を問われてしまう。

偉そうなことをいうつもりはない。

自分でも、ちゃんと恩返しができているかわからない。

ただ、意識をして、恩を大切にする。

そのことは、人間性に直結する。

恩知らずがあたりまえになると、

人との距離ができてくる。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

全力、そして、再生

(今日のコトバ)

 

 

人間は、再生しながら進化するモンスターである。

 

 

 

 

完全燃焼しても、人間は再生する。

むしろ、より強く、より大きく、

復活することもある。

何かに取り組む時、

全力でやり抜く。

持てる力をすべて出し切る。

全力を出すことによって、

人間は新しい力を身に着けることもできる。

つまり、全力を出し切ることが、

自身の進化につながるのだ。

人間の持つ全力を出し切った後の再生力は、

現状を超えるエネルギーになる。

もし、もっと自分の力を向上させたいなら、

全力を尽くすことを考えよう。

一つ一つのテーマに全力を尽くせば、

それが自分の新しい力になっていく。

全力を尽くす姿をみれば、

まわりの見る目も変わってくる。

信頼という評価もついてくる。

全力を尽くす。そして、再生する。

そこに自分の進化する根があるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。