ほんとうに力のある人

(今日のコトバ)

 

 

実力はあせらない。

 

 

 

 

ほんとうの力って、何だろう。

秀でた才能、優れた技術などになるのだろうか。

ただ、才能とか、技術とかは、

現時点という注意書きがついた上での話になる。

時代が、環境が、変われば、

たいしたことがない力になってしまうことがある。

また、才能、技術は、人との比較になることもある。

あの人よりも進んでいるから凄い、となる。

それも間違いではない。

ただ、比較論だから、もっとレベルの高い才能、

もっとレベルの高い技術力を持った人が現れると、

その力は色あせる。

ほんとうの力とは、難しい定義だ。

ただ、人生のいろいろな場面で、

力がある、実力者だと思える人はいる。

その共通項を見出すと、

ひとつの答えが導かれる。

その力で物事に対処でき、

揺るがない自信を持っていること。

あわてふためくことなく、

冷静に対応できること。

才能もあるだろう、技術もあるだろう、

だが、その上にキャリアもあって、

何もおびえていない精神状態の人。

そういう人が、

人生の場面場面に登場する。

そんな人に出会うと、

力がある、実力があると思う。

定義できるものではないかもしれない。

だが、もし、自分にとって、

ほんとうの力がある人を定義しろというなら、

そういう人になるかもしれない。

 

 

 

 

 

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