いらないもので、やさしくなる

(今日のコトバ)

 

いらないものを集めすぎたから、

心がやわらかくなりました。

 

 

 

 

正確にいえば、いらなくなったものだろうか。

あれこれ買ったり、もらったり、

手にした時は嬉しかった。

だが、その後すぐに興味がなくなる。

思い出も込みの、あれやこれや。

いまは、いらないものとして散らかっている。

家や、心で。

整理が必要だと思う。

ただ、そういったものは、

整理したり、捨ててしまうと、

思い出も失ってしまう。

その時の気持ちも忘れてしまう。

少し汚くなっても、持っていたい。

その気持ちの方を大事にしたい。

いろいろなもの、いろいろな思い出があって、

人はやさしくなれる。

豊かになれるといってもいい。

捨ててばかりの人生は、

キレイだけど寂しい。

殺風景はつまらない環境ともいえる。

家も、心も。

人生は、

いらないものが、

自分をやさしくしてくれる。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

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あがく先に光

(今日のコトバ)

 

あがいている時にはわからない。

そのあがきが生きる背骨になっていることを。

 

 

 

 

試行錯誤している時は、

暗くて見えない。

どこへ止まっているのか。

どこまで進んでるのか。

まちがっているのか。

正しいのか。

人から見ればあがいているように

見えるかもしれない。

成長しているとは思えず、

むしろ後退しているように感じてしまう。

ただ、その時こそ、

人は進化している。

あがいているという努力は、

かっこよくないかもしれない。

自分に自信を持てないかもしれない。

その見えない中で、

一歩一歩、1ミリ1ミリ、前進しているのだ。

信じること。

それさえできれば、

あがくことに光をあてられる。

ジタバタすることが、

未来をつくっていると思える。

いま、自分があがいていると思ったら、

それは進化の前兆と思っていい。

近い将来、きっと、進化を実感する。

あがくことは、進化すること。

そう信じるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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自由には、自由に生きる理性が必要

(今日のコトバ)

 

 

コトバは、軽くなればなるほど平和なんだ。

 

 

 

コトバが何でも話せるということは、

自由の証明だと思う。

例えば、アメリカのトランプ大統領候補は、

度が過ぎるほど、差別的発言までできる。

反対に自由が自由でない国、

中国ではネットですら検閲され、

国家に対する反逆を許さない。

北朝鮮においては、

国内で本音を話すことすらできないだろう。

コトバが自由に発せられる。

あたりまえのようだが、

自由をいちばん満喫しているのだ。

ただ、こうも思う。

自由過ぎて、何でもありか。

トランプを見て、「大丈夫か、アメリカ」とも思う。

無記名になったネット被害もいかがなものかと思う。

コトバが自由に発せられる幸せを

大切にしないと大変なことになると思う。

やりすぎると規制は必ずできる。

規制をつくられるということは、

つまり、自由ではなくなるということ。

自由には、自由に生きる理性が必要。

そこを逸脱しないように、

自由を満喫する。

自由でなくなると、

生きることが息苦しくなる。

いまある自由を大切にするのだ。

 

 

 

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何もしない、という罪

(今日のコトバ)

 

何もしなかったヤツを、

罪にならない最低の悪党とよぶ。

 

 

 

 

いちばん悪いヤツは誰か、

という問題がある。

犯罪ではなく、

仕事等の共同作業の場面の話だ。

失敗したり、負けたり、

いちばん被害をつくった人間が

いちばん悪いと考える場合はある。

ただ、失敗したり、負けたりした人は、

少なくても挑戦したり、

戦ったり、行動を起こした人だ。

成功する、勝つ人が評価できるのわかる。

ただ、結果がついてこなかっただけで、

悪いヤツと決めつけていいのだろうか。

もっと悪いヤツはいないのだろうか。

考えてみると、その仕事で何もしていないヤツが

いたりする。

その人間は???

仕事に参戦しない。あるいは、高みの見物で、

いちばん被害のないところにいる。

ある意味、失敗したり、負けた人より、

よっぽど悪くないか。

何もしないという行為。

どんな状況でも、結構、存在する。

ほんとうは、この人間がいちばん罪なのかもしれない。

自分のまわりで仕事をした時、

良く考えてみるといい。

最後の結果の責任を負った人間がいちばん悪いか。

それより悪いヤツはいないか。

もっと悪いヤツは必ず隠れているのだ。

 

 

 

 

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才能が宿っている

(今日のコトバ)

 

ひんまがった根性でも、

持ち続ければ、いっぱしの才能になる。

 

 

 

癖、長く続く趣味、

もっといえば、人と着眼点の違うもの等、

まわりを見渡して、

誰の追随も許さないものは、

自分のストロングポイントになる。

もちろん、罪になるようなものは別だか、

ちょっと変わっている、

人がやらないことができる等、

差が出るものは才能の芽があると思っていい。

たぶん、どんな平凡だと思っている人でも、

一つぐらいはある。

自分でわからなくて、

まわりの人がわかる場合もある。

その自分だけが秀でたものを大切すべきだ。

いま、すぐ、役立たなくても、

時代が変われば役立つものもある。

場所が変われば役立つものもある。

何が才能というものかわからない。

だから、まずは、

いま持っている自分の人と違ったもの、

人より秀でたものを見極める。

自分だけでわからなければ、

人に訊いてみる。

そして、自分で納得したものを磨いてみる。

長く続いているものを、まだまだ続けてみる。

そこに、自分の未来をつくる

才能が宿っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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準備は、終わらない

(今日のコトバ)

 

準備は足を止めてするものではない。

走りながらするものだ。

 

 

 

 

「いい準備をいておきたい」

誰でも思うことだ。

できるだけ、与件を整理し、

できてないことはつぶしていく。

すべてつぶして、

「さあ、行くぞとなる」

理想はそうかもしれない。

ただ、準備はいくらやっても終わりはない。

高い壁、難題に取り組めば取り組むほど、

準備は細かくなる。

やってもやっても終わらなくなる。

また、何もできていなくて、

時間が足らなくて、

準備不足になってしまう時もある。

いずれにしても、準備に完璧はない。

では、準備はどうするか。

結論からいうと、

常に、準備をしている。

仕事をしながら、走りながら、

準備をし続ける。

準備から、準備へ。

常戦準備の気持ちを持つ。

それが、準備になる。

どこまで行っても、

準備があると思う。

そこが大切なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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かわいいは未来志向

(今日のコトバ)

 

かわいいと思われて未来になる。

かわいそうと思われて過去になる。

 

 

 

 

何も容姿だけの話でなく、

かわいいと思わせる人がいる。

話が、雰囲気が、

そして、そこにいることがかわいい人。

かわいいという気分が広がると、

人の気持ちはあたたかくなる。

なんとなくポジティブになる。

ちょっとだけ未来志向にもなる。

さらには、かわいい状況に遭遇すると、

幸せのおすそわけをもらったような気がする。

最近ブームのネコだって、イヌだって、

人間の子供だって、かわいい仕草を見せられると、

いやされるだけでなく、

ちょっと幸せになれる。

youtubeもかわいいシーンは、

桁違いの再生回数を記録する。

いやされる先に、幸せになれて、

ポジティブになれるのだ。

反対に、かわいそうに思われようとする人がいる。

必要以上に演出する人がいる。

意識して悲劇のヒーロー・ヒロインに

なろうとする人がいる。

その人たちを見て、

未来志向になる気持ちは起こらない。

残念だと思うかもしれないが、

それ以上のものはない。

ポジティブにはれない。

もちろん、ほんとうにかわいそうな現実と

戦っている人は別だ。

あくまでも自作自演のかわいそうは、

人に何も与えない。

かわいそうと同情をかいたいのかもしれないが、

同情もシラケてしまう。

人生は、幸せで、ポジティブになれる方がいいと

思っている人が大半なはずだ。

だとしたら、かわいい状況をつくる。

かわいそうな状況をつくらない。

そこが大切になってくるのだ。

 

 

 

 

 

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負けた時に進化の芽

(今日のコトバ)

 

駆け上がるだけではわからない。

一度落ちたことがあるから高さがわかるんだ。

 

 

 

常勝ということはありえない。

特に人生においては。

勝ちが多い人、負けが多い人いると思うが、

勝ったことしかないという人はいないはずだ。

そして、その勝ち続けられないところに、

人間が強くなる源がある。

負けることは、強くなるための

いい薬になる。

体にも、心にも、痛いところに効く。

体はどこが弱い部分が敵を通じて理解できる。

心も弱さを露呈する。

負けなければ、わからないことがたくさんある。

勝っていると、すべてが結果オーライになって、

反省をしなくなる。

負ければ、次に勝つために、

足りない部分を補わなくてはならない。

反省を自然にしなくてはならない。

そこに進化の芽がある。

勝つことは大切だ。

ただ、勝つための努力はもっと大切だ。

その努力をするためのモチベーションをあげるために、

負けがある。

そう思っていい。

さらに、そのことを忘れてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

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より添ってくれる人がいる

(今日のコトバ)

 

ヒーローとはラスト5分ですべてを解決する人ではなく、

悲しい時に一緒により添ってくれる人のことだ。

 

 

 

 

嵐が熊本の被災者向けに

テレビを通じてメッセージを送った。

その結びとして、

「より添っていく」という言葉があった。

その言葉に、被災者の人は

どれだけ勇気づけられただろう。

家も、水道も、電気も、ガスも途絶え、

体育館や車、テントでの生活は、

被災者にとって、辛いだけではなく、

大きな不安もあるだろう。

ただ、より添ってくれる人がいたら、

支えてくれる人がいたら、

乗り越えようとする力はわいてくるはずだ。

嵐はヒーローだし、より添ってくれたら、

本当に力になる。

だが、嵐でなくても、友達でも、知り合いでも、

何か支えてくれる人がいたら、

勇気が出てくる。

何とかこの状況を打破しようと、

動くことができる気がする。

人生では、様々な場面で難局に出会う。

その時、より添ってくれる人、

支えてくれる人がいることは、

立ち上がるための最高のエネルギーになる。

なにもヒーローでなくていい。

いつもだらしないと思ったあの人でも、

しゃべるのがヘタなあの人でも、

いざという時に支えてくれる人、

より添ってくれる人はヒーローだ。

そして、ヒーローは救ってくれることもあるが、

自分がヒーローになって、誰かを救う時もある。

人生は、受けるものだけではない。

与えるものも必要だ。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

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距離を縮めてみる

(今日のコトバ)

 

 

小手先では、懐に入れない。

 

 

 

 

人と人は、ある程度、踏み込まなければ、

相手の気持ちはわからない。

遠目で様子を見ているだけでは、

ちょっと会話をしただけでは、

気持ちはわからない。

ほんとうの気持ちを知りたければ、

エイ、ヤァで懐に飛び込んでみる。

礼儀なく飛び込むのではなく、

じっくり相手と関係をつくりながら飛び込む。

人見知りだと思っていたり、

孤立していると思っている人は、案外多い。

怖そうな相手ほど、

心を開くといいヤツだったりする。

心さえ開いてくれれば、

コミュニケーションがスムーズに進むということもある。

人と人は、距離がある間は、何も物事は進まない。

そのことを考えると、

まずは、相手とのコミュニケーションをよくする。

そのために、相手の懐に入ってみる。

少し時間をかけてもいい。

相手を理解できるまで、

そして、相手に理解してもらうまで

距離を縮めるのだ。

 

 

 

 

 

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