踏み台は敵になる

(今日のコトバ)

 

とんがりすぎると寂しくなるよ。

みんな痛がって近寄らなくなるんだ。

 

 

 

 

振り返ってみると、

時にナイフのようにとがっていた時期があった。

人を踏み台にしても前へ進みたい。

人の気持ちなど考えてはいられない。

とにかく、自分が前進することが行動のすべてになる。

特に、若い頃は猛犬注意のような季節もある。

ただ、とがりすぎると、当然だがまわりの人は避けていく。

いちいち刺されるぐらいなら、

近づかないで生きていこう。

あるいは、自分の人生に踏み込んでくる人間とは、

かかわりたくない。

たいがいの人はそう思う。

だが、ナイフのように、猛犬のようになっている時には、

相手の気持ちがわからなかったりするものだ。

前へ、人より前へ、進みたいと思いのはいい。

その時、人を踏みつけてないかどうか。

踏みつけずにも、前へは進める。

あえて、人を的にして、自分の位置を高めようとすることはしない。

もし、人を踏み台にして前へ出たら、

踏みつけられた人にリベンジされる。

前へ出るために敵をつくることになるのだ。

そのことを忘れてはいけない。

前へ進むために、

人では自分がしっかり生きることが大切だ。

 

 

 

 

 

 

 

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