発想はちょっと違うもの

(今日のコトバ)

 

 

全然違うのが怖いから、

ちょっと違うのが好きなんだ、人間は。

 

 

 

少しだけ先いっている。

少しだけ変わっている。

少しだけ異なっている。

この少しだけが、人のセンスだったり、

カッコよさだったりする。

流行りになる前のムーブメントは、

たいがい少しだけが基本になっている。

もっというと、まったく新しい概念、

まったく奇想天外な方向を、受け入れることは難しい。

人も自分の判断が下せる領域には、

足を踏み込めるのだが、

未開の地となると二の足を踏む。

また、新しい発想は記憶から生まれるということもある。

記憶ということは、昔、体験したことであるということ。

だとすると、想像を絶するものであるはずもない。

人は、ちょっと違うものを求めている。

そう考えると、発想する時のヒントになる。

これから新しいものをつくるにも、

自分の記憶が武器になる。

そこをどう切り取るか。

そこをどう膨らますか。

そこからだったら自分も新しい発想ができる。

人の特性を知れば、

発想することはたやすい。

自分の生き方に、もっと発想があってもいいのだ。

 

 

 

 

 

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