カメのごとく

(今日のコトバ)

 

少しずつ、わかってきたことがある。

少しずつ、わるくなっていくこと。

少しずつ、よくなっていくこと。

 

 

 

 

突然の事故のようなことは除く。

それ以外の物事、それ以外の出来事は、

何かの要因があって、

顕在化せずとも潜在化しながら、

いい方向へ向かう。あるいは、わるい方向へ向かう。

だんだんと。ゆっくりと。

潜行しながら進んでいる。

そして、気づいた時には、

大きな力をつけている。

受験勉強、職人修行等、一日頑張っても変わらないが、

長く継続すれば、じょじょに進化していく。

わるい方向でも、例えば、体にとってわるいことをする。

暴飲暴食を一日しても、体は変わらないが、

毎晩、暴飲暴食をすれば、次第に体をわるくする。

わかっている。だが、意志次第で出来ることと、

出来ないことがある。

理解しておくべきは、ほとんど物事・出来事は、

少しずつ進んでいるということ。

日々の行いが継続することによって、

状況は変わる。ただし、ゆっくり変わる。

だから、あきらめてはいけない。

カメのごとく前進する。

少しずつ変わる。だんだん変わるのだ。

 

 

 

 

 

 

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ミスを修正して進化する

(今日のコトバ)

 

間違っていないという間違いをおかす限り、

永遠に間違いをくり返す。

 

 

 

 

 

ミスを認めない人がいる。

どんな状況でも、自分は悪くないというスタンスをとる。

大なり小なり、人はそういう部分があるかもしれない。

自分が不利になる状況をつくりたくないと思う。

なんとか良く見られたいと思う。

人にはそういう習性があって、

ミスを認めないという行為に出る。

ただ、自分を守るためにそういう行動に出ているのに、

自分を弱くしている、自分をダメな方向に導いていることもたくさんある。

ミスを認めないということは、同じミスを繰り返す可能性が大きくなる。

ミスを認めて修正すれば、自分の進化にもつながる。

ほんとうにミスをしていないなら認める必要はないが、

ミスをしているのに認めないとまわりの人は、

「ミスを隠している」と察知してしまう。

あたりまえだがミスは、怖い。

そして、それを隠していると、もっと怖いことになる。

ミスは、人生のために修正する。

忘れずにいたい。

 

 

 

 

 

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言葉は相手のものになる

(今日のコトバ)

 

発した言葉は、新しい保護者を見つけ旅にでる。

 

 

 

言葉は、発した瞬間、伝えたい相手の脳裏に届く。

人によっては、正しく意図をくみ取ってくれる場合もあるが、

まったく違う意図として解釈をする場合もある。

そこがコミュニケーションの難しいところ。

「そういうことじゃないんだよ」と、

ちゃんと聞いているにもかかわらず、

まったく違った解釈をされる。

また、言葉を発している本人が、

誰もが誤解するように伝えている場合もある。

言葉は、難しい。

言葉を伝えた先からは、伝えた相手のものになる。

とすれば、できるだけわかりやすく、正しく伝えることを

第一に考えなければならない。

正しくいっても、正しく伝わらないことがあるのだから、

嘘や偽りなどは、収拾がつかなくなる。

もうひとつは、相手は誰であるかだ。

自分とコミュニケーションがとれるのか。

うまくとれないのか。

とれない相手なら、より丁寧に伝える努力をする。

言葉は、伝えた瞬間から伝えた相手のものになる。

そのことを意識する。

大切なことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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嫌いの%を減らす

(今日のコトバ)

 

嫌えば、敵でない人間も敵になる。

 

 

 

 

人は好きになる。

半面、人は嫌いになる。

生きていれば好きな人ばかりとはいかない。

人生のあらゆる場面で人が登場して、

好きか、嫌いかという判定を頭のどこかでしてしまう。

この人と合う、合わないということから始まり、

性格が合う、合わないなどまである。

もちろん、無害な人もいて、どちらでもない人もいる。

ただ、何か同じ目的をもって、

同じチームで動かなければならないとなると、

利害関係も含めて、好き嫌いが色濃くでる。

もっといえば、はじめ好きでも、後から嫌いになる。

その反対もある。

好き嫌いがあるのは、本能のようなものだからしかたない。

だが、もし、同じ目的に向かって走らなければならない場合は、

嫌っていては前へは進まない。

嫌うということは、敵意を持つことにもなる。

できる限り、上手なコミュニケーションが必要だ。

だとすれば、嫌いであっても、相手のいい部分を見つける。

自分から積極的にアプローチする。

そこで、嫌いの%を減らしていく。

あるいは、小さな嫌いな部ところは容認していく。

方法はある。まずは、好きになる要素を探す。

そこからはじめよう。

 

 

 

 

 

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生きることが修練

(今日のコトバ)

 

ころがりながら、なきながら、

きずつきながら、にんげんは魂を磨いていく。

 

 

 

山もあれば、谷もある。

楽な時があれば、苦しい時もある。

起伏があるのが、人生。

どう乗り越えるか。

どう踏ん張るか。

もっといえば、どう手を抜くか。

様々な修練を積んで、

自分を磨く。

体ももちろんだが、

精神を磨くことにもなる。

人生はよくできていて、

普通に生きることが難しい。

普通でない時間が、

いやがおうでも出来てしまう。

そこを普通の時間にすることも、

人生の修練となる。

人は単調な時間の繰り返しでは、

生きる目標がなくなってしまう。

山があり、谷がある。

そこが面白い。

人生の時間で修練した力で、

思う存分、生きていくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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あたりまえを、あたりまえにしてはいけない

(今日のコトバ)

 

親切になれると、大切なものを見失ってしまう。

 

 

 

あたりまえのようにある親切。

血縁だったり、友人だったりの関係の中で、

あたりまえだと思っていること。

よく考えてみると、

けしてあたりまえではなく、

かけがえのないものを与えてもらっている。

そのことが慣れてくると、

あたりまえで感謝の対象ではなくなってしまう。

近い関係であればあるほど、

親切に近いものがあたりまえになる。

無償の愛という言葉もあるが、

一方的に与えてもらうだけという関係は、

本来、成立しない。

生まれたばかりの子供ならしかたないが、

すくなくても成人してからは、

ギブ・アンド・テイクの関係が必要だ。

だから、いま自分のまわりのあたりまえを

考えてみよう。

ほんとうに、ただ、あたりまえなのか。

与えてもらっているだけのあたりまえか。

あたりまえの親切は、あたりまえではない。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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MVPは誰かがみてる

(今日のコトバ)

 

みんないい仕事をしたのを知っている。

キミこそマン・オブ・ザ・マッチだ。

 

 

 

今日という日をMVPの働きをする。

自分として最善の努力をする。

自分の仕事を着実にこなす。

真摯に取り組む姿は、

誰かが見ている。

見られることが目的ではない。

ただ、着実にこなしていく。

それは、誰も見ていないようでも、

必ず、どこかで、誰かが見ている。

それが評価につながっていく。

一日では気づかなくても、

今日の働きを記憶する人が、

まわりにいる。

そこに自分の人生を大きく変える芽がある。

自分の働きが種を植え、

芽を育て、花を咲かせる。

反対に、手を抜いてばかりでは、

種も、芽も、育たない。

ましてや花が咲くこともない。

生きることは、人生という場所で花が咲くほど

おもしろくなる。

そして、花を咲かせるためには、

陰日向なく自分の最高を発揮していく。

そこを意識する。

人生をおもしろくするために、

日々、最高を発揮するのだ。

 

 

 

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人生を、よりたくさん生きる

(今日のコトバ)

 

明日からがんばることを24時間前倒しするだけで、

今日からがんばることになる。

 

 

 

 

今日やるべきことを、

明日に延ばしてしまう。

日々の暮らしの中でありがちなことだ。

ただ、明日にやるべきことを延ばしてしまうと、

貴重な今日と明日の時間を有効利用しないことになる。

今日やるべきことを今日やれば、

明日はまるまる新しいことに使える。

今日やるべくことを明日に延ばせば、

今日も明日もつぶれてしまうことになりかねない。

ましてや、必ずやらなければならないことだとすれば、

ダラダラ時間を遣うのも、もったいない。

もちろん、明日に延ばさなければならないこともある。

ただ、短い人生を有効に遣うなら、

今日できることは、今日やってしまう。

明日はまるまる新しい日として遣う。

その方が人生をよりたくさん生きられる。

考え方だし、すべてができるとも限らないが、

今日のことは、今日やってしまう。

人生の時間を有効に遣う基本なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「現在」をいちばんに

(今日のコトバ)

 

現在より大切なものはない。

なのに人間は過去や未来ばかり大切にする。

 

 

 

 

今日も、様々な出来事が起こる。

起きて、食事をして、働いて、飲んで、眠る。

それ以外にも、想定内、想定外なことが起こる。

これらすべてが生きるために大切なこと。

あたりまえだけど、

「現在(いま)」でなければならないことのオンパレード。

過去や未来も大切だけど、「現在」ほど大切なものはない。

ただ、人間は「現在」を軽視してしまう傾向がある。

過去のことを「昔は良かった」とか、「あの頃は輝いていた」とかいう。

未来のことを「夢と希望にあふれている」とか「明るい明日」とかいう。

「現在」は現実を突き付けられているから、

単純にいい事ばかりではないが、

ほんとうは、この「現在」が素晴らしくなければ、

人生がうまくいっているとはいえない。

もちろん、何かの目的があって、

仕込みの時期はある。苦労する時期もある。

だが、いちばん良いのは、いちばん輝くのは、

いちばん夢と希望に輝くのは、

いちばん明るいのは「現在」であるべきだ。

そのことを忘れてはいけない。

そのことを意識するだけで、

今日を生きていること大切さを知る。

「現在」を生きている喜びを知る。

「現在」ほど大切なものはないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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バカバカしいことは、人生のセイフティネット

(今日のコトバ)

 

バカができないから、人生バカバカしくなるんだ。

 

 

 

時々、はめを外す。

自分を理性から解放する。

罪をおかすのではなく、

バカをやる。

まわりをみていると、

バカができる人、適度にバカをやる人は、

実は、バランスよく生きている。

まじめ一本やりで、

理性という看板を常にかけている人の方が、

壊れてしまうとやっかいになる。

バカバカしいこと、どうでもいいこと、

くだらないこと、、、、。

人生には何も役に立たないけど、

それがないと人生が崩壊してしまう。

そんなことの一つや二つ誰にでもあるはずだ。

その一つや二つのバカバカしいことを、

大切にして生きるべきだ。

そのことによって、自分が守られる。

自分が自分に戻れる。

自分が正常に機能するようになる。

バカバカしいことは、

人生のセイフティネットにもなるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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