(今日のコトバ)
成功のまぼろしが子供をつくる。
失敗の積み重ねが大人をつくる。
子供の頃は、無限の可能性を感じていた。
野球選手でも、サッカー選手でも、
パイロットでも、レーサーでも、
何にでもなれると信じていた。
大人になると、現実という壁に何度もたたきつけられ、
自分の身の程を知っていく。
子供の頃の可能性を信じなくなった人から、
普通の大人になっていく。
ただ、ここで一つ思うことがある。
その可能性は自分に向いてる分野で探しているか、
ということ。
まわりを見ていると、
違う分野なら能力を発揮できたのに、という人がたくさんいる。
なんとなく、時代や環境に流されて、
自分に向いていない世界であがいている人が多い。
営業的な気持ちの欠片もないのに、
募集が多いから営業職につく。
あるいは、高学歴なので研究者になったが、
勉強と研究がまったく違う能力が必要で役に立っていない人。
力仕事なのに腕力がない人等、、、、、。
自分の得意分野を知らずに、
なんとなく人生を決めてしまう人がいる。
だが、こういう人生で幸せになれるだろうか。
なれる人もいるだろうが、
自分にとって最高の人生にはなりにくいのではないだろうか。
年齢的に遅すぎてしまうこともあるかもしれないが、
できれば、子供のように可能性を追う気持ちを、
大人の視点で探す。
自分は何に才能があるのか。
自分は何に向いているのか。
そこをわかった上で生きていくべきではないか。
人生は、幸せを探す旅。
悲しいこと、辛いこと、苦しいことだけでは、しんどい。
少しでも幸せに、少しでも楽しくするには、
自分の得意分野で生きる。
そこが人生のポイントになるのだ。
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