普通の日を幸せな日に昇格する

(今日のコトバ)

 

おおきなあくびをして、

あたたかい日があれば、

いのちは笑ってくれるよ。

 

 

 

 

あたたかい日だ。否、あたたか過ぎる日だ。

夏の日差しなので、喜んでばかりはいられないが、

雨の日が続くよりは気分はいい。

思いっきり背伸びをして、

大きくあくびをして、

ボーっとできる日は、最高に気分がいい。

生きていれば、何度もめぐり合う、

そんな日を、人はあたりまえだと思ってしまう。

気分良く時間が過ぎていくことが、

何よりも幸せであることを忘れてしまう。

そして、そんな日の素晴らしさは、

不健康な状態、気持ちが滅入っている状態になると、

気づかされる。

自分の調子が悪くなって、

普通の状況がいかに幸せか理解できる。

だとすれば、幸せの設定を普通に置いたらどうだろう。

ほぼ毎日が幸せになるのではないだろうか。

何をいっているんだ。

「普通の日は、普通の日だろう」という気持ちもわかる。

だが、普通の日が尊いことも、また、確かなのだ。

そのことを忘れないだけで、

幸せの分量が多くなった気がするかもしれない。

幸せだと思える日が、たくさん持って生きていこう。

 

 

 

 

 

 

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