(今日のコトバ)
言葉が老いることが、年齢が老いること。
人は言葉を使う。
世代によって違う。
年齢によって変わるものもある。
世代だと、「正直、、。正直、、。正直、、。」
必ず、言葉の初めに正直がつく人が多い時代があった。
「まじっすか!!」と上下の関係にかかわらず、
発してしまう世代もあった。
さらに言えば「ヤバイっすね」も、
昔なら、「危ないですね」だが、
ある世代以降「凄いですね」の意味になる。
また、年齢によっても変わる。
「・・・・っすね」のような言葉は、
年齢を重ねると減ってくる。
人にもよるが下品な言葉も減ってくる。
社会的立場があって、仕方ないこともあるが、
年齢が言葉を変えてしまうことはある。
反対に考えれば、
言葉が変わってきたら、
年をとったという判断ができるかもしれない。
何も悪い事ではなく、
体力的、精神的とは別の尺度があるということ。
年齢も365日たてば1歳、年をとるというのは、
戸籍上の基準でしかない。
戸籍上50歳でも、体力的に30歳の人もいるし、
精神的に40歳の人もいる。
それと同じように、
言葉使い的に○○歳の人もいる。
いま、自分はどれだけ使う言葉が変わっただろうか。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。