(今日のコトバ)
遠慮していたら、この席は敵の指定席になってしまう。
日常生活で、ちょっと遠慮してしまう。
「どうぞ、お先に」
「私は、いいから」
知らず知らずに人より後ろに下がってしまう。
日々、起こるささいなことでの遠慮はいい。
ただ、人生の勝負がかかった時でも遠慮してしまう人がいる。
「どうぞ、お先に」
「私は、いいから」
それは、人生で大損する行為になりかねない。
誰がやるのかという時に、
「どうぞ、お先に」では、
能力のあるないにかかわらず、
誰かにおいしいところを持っていかれる。
「私は、いいから」などといってしまっては、
放棄ととらえられてしまう。
自分は何がしたいのか。
自分はどこへ行きたいのか。
自問自答して出した答えがあるなら、
その勝負どころで遠慮してはいけない。
自分のまわりでもいる。
「人がいい。いつも遠慮がち。
ただ、力は持ってる。惜しいなと思う」
そういう人は、勝負どころでも遠慮してしまう。
もったいないし、人生全体で考えたら大損することになる。
そのことを肝に銘じよう。
勝負がかかったところでは、遠慮しない。
ここは、勝負なのだ。
前へ出る。やる気をみせる。
そして、最大限の力を発揮する。
それこそが人生を大きく浮上させるポイントなのだ。
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