(今日のコトバ)
世間の風を、世間の追い風に変えろ。
風という。
世間の風という。
世間の冷たい風という。
「世の中に出ると、それほど、世の中はあたたかくない」
そう戒めの言葉だったりする。
確かに、世の中は働かなければ生きていけないし、
働く場所では生やさしいことばかりではない。
当然、人も優しい人ばかりではない。
金がからむと、人格が変わる人がいる。
ただ、風というぐらいだ。
場合によっては一瞬で向きが変わることもある。
働く場所で評価されれば、
まわりの環境が生やさしくならないまでも、
働きやすくはなる。
もっといえば、できる!と思われれば、
まわりの人の目や態度が変わる。
どうぞ、どうぞと任されるようになる。
あるいは指名されて働けるようになることもある。
そうなると、風は冷たくはない。
あたたかいかは別にして、
追い風にはなっていく。
そこまでくると、働くことも、生きることも楽しくなる。
できることなら、そこまでいきたい。
世間の風を追い風にして生きていきたい。
人生は、冷たくされると弱くなる。
冷たい目、冷たい態度、冷たい仕打ち、、、
それらの環境がある世間の冷たい風。
そこから逃れるために、
そこを越えるために、
世間の風を追い風にする。
生きていくために大切なことなのだ。
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