伸びしろのある慣れ

(今日のコトバ)

 

慣れは、時間がふんぞり返る。

 

 

 

 

人は、毎日同じことをやり続けると慣れてくる。

最初は難しいと思ったことも、

簡単にできるようになる。

難しすぎて手に負えないものは、

うまく、その箇所を避けて作業をしたりする。

人の習性として、すべて慣れてしまおうとする。

ただ、この慣れは途中までいいパフォーマンスをする。

自分便利化とでもいおうか。

難しいものを簡単にする。

それは素晴らしい。

だが、そこで終わらないのも人の習性。

慣れしまうと、力を入れなくなる。

慣れてしまうと、それ以上良くしようとしなくなる。

進化を止めてしまうことにもなる。

慣れは怖い、とよく聞いたりもする。

自分でもそう思うことがある。

だから、まず慣れることは大切にする。

そして、慣れてからを意識する。

もう進化しない慣れなのか、進化できない慣れなのか。

まだまだ伸びしろのある慣れなのか。

伸びしろのある慣れなら、

何度でも新鮮な気持ちになって、

慣れを意識してみる。

そこに、慣れが自分の中で、

いい作用をしていくヒントがある。

そこを意識していくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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